先に結論
最初から高機能プランを買う必要はありません。停止1回の損失、許容できる検知遅延、通知を受ける人数の3点で、無料版のままか有料版へ移るかを決めます。
無料監視で足りる4条件
- 5分前後の検知遅延を許容できる。
- 通知先が少なく、営業時間外の即応を求めない。
- 監視対象がWebページ、ポート、キーワードなど基本項目に収まる。
- 長期レポートや複雑な外部連携が不要。
先に試す:無料版で監視を作り、テスト障害を発生させて通知到達と復旧手順を確認します。機能表だけで有料化を決めません。
無料版と有料版で見る項目
| 判断項目 | 無料でよい状態 | 有料を検討する状態 |
|---|---|---|
| 検知間隔 | 数分の遅れを許容 | 1分以内の検知が必要 |
| 担当者 | 単独または少人数 | 当番・複数チームで対応 |
| 通知 | メール等の基本通知 | Webhook、PagerDuty等へ連携 |
| 履歴 | 直近状況が分かればよい | SLA説明・月次報告に長期履歴が必要 |
| 公開状況 | 簡易ステータスページ | 独自ドメイン・ブランド表示が必要 |
月額ではなく停止損失で決める
判断式は「1時間あたりの粗利損失 × 発見が遅れる時間 × 想定停止回数」です。月額数千円を惜しんで発見が30分遅れる方が高くつくなら、有料化の合理性があります。逆に収益に直結しない個人サイトで、通知後すぐ対応できないなら、短い監視間隔だけを買う効果は小さくなります。
障害時の確認順はサイト停止の切り分け、期限切れ対策はSSL・ドメイン期限監視を使います。
失敗しにくい導入順
- トップページではなく、売上・受付に直結するURLを決める。
- HTTP監視を作り、期待するステータスまたは本文キーワードを設定する。
- 同一障害の多重通知を避けるため、連続失敗条件を決める。
- 通知先を当該ドメインのメールだけにしない。
- テスト障害で、検知・通知・復旧通知・記録を確認する。
- 不足した機能だけを理由に有料版へ移る。
候補プランを確認する
UptimeRobotの2026年8月時点の公式料金表では、Freeは50監視・5分間隔、Soloは10監視・60秒間隔、Team以上では複数席や外部連携などが追加されます。料金や機能は変更されるため、契約時に公式表を確認してください。
UptimeRobotの無料・有料プラン
提携承認前は成果リンクを表示しません。承認後は同じ位置に計測可能なリンクを反映します。
提携リンク準備中公式情報
よくある質問
小規模サイトなら無料監視で十分ですか?
5分程度の検知遅延を許容でき、担当者が一人で、外形監視と基本通知だけで足りるなら無料版から始められます。売上や受付に直結する場合は、停止損失から判断します。
監視間隔は短いほどよいですか?
短いほど検知は速くなりますが、費用と誤検知対応も増えます。復旧担当が動ける時間より極端に短い監視間隔にしても、実務上の効果は限定的です。
無料版から有料版へ変える目安は?
通知の見落とし、複数担当者、1分以内の検知、長期履歴、外部連携、ブランド付きステータスページが必要になった時が切り替え目安です。